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そこに愛はあるのかい〜最近のしごと

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身体と心が離れてしまい、一年以上も踊ることから離れていたプロのベリーダンサーの女性が別件で来られた。

 

一回目の施術をしたその夜、気づいたら新しいベリーダンスの振り付けを始めていたらしい。

 

彼女の豊かな人生はまた、動き始めた。

 

 

長年海外でボランティアをしていた女性が

多忙な激務と感染症から重度の睡眠障害に陥り、

帰国を余儀なくされた。

ずっと長いこと眠れない。

 

紹介されてきた彼女は青ざめた顔で、1ヶ月半後には海外に戻りたいと言う。リミット付き!

 

一度めの施術は全く効果がないどころか失敗、

大きく施術方針を変えた。

 

一度めの施術は洗い物でいっぱいになった台所のシンクのようなもの。

お皿を減らしてそこにワークスペースを作らなければ作業ができないような、

余白を残す、

言葉で書くとそんな感じの施術に切り替える。

 

二度めの施術の翌日、「先生、眠れました!」と

喜びのメールにあたしも喜んだ。

 

彼女はこないだ自分の居場所へ戻っていった。

 

他にも能力はとても高いのに、身体や精神的なプレッシャーから登校できなくなっている方々など進行中の案件たくさん。

人の身体の悪いところをなおす、というよりももっと壮大な個々のプロジェクト。

そんな感じで日々現場で仕事をしている。

それぞれに関わることができ非常に幸運である。

 

 

あたしはカウンセラーでも占い師でもないのでお悩み相談で解決を図るわけではなく、

ましてや関西人なので歯の浮くようなことも言わない。

 

でも家族を愛するようにお客様も愛する。

 

手技療法家としての可能性を信じている。

UGGのブーツをひきずりながら歩く姿は残念すぎる

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 せっかくのおしゃれなムートンブーツのかかとを地面にこすりつけながら歩いている人の多いこと。

 

こんもりしたかわいいブーツを履いて颯爽と歩くからかっこいいのにね。

 

海外セレブ達のムートンブーツの履きこなしはかっこいいです。

 

普段ひざ下メインで歩いてしまっている人は顕著に現れます。

 

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【大腰筋】

本来、脚を引き上げ前に出す働きをする筋肉は腹筋や内臓よりも奥深くの腰椎から付着している大腰筋です。

見てわかる通り脚を動かすための筋肉が実はおなかの奥の方の体幹、深層から始まっているんです。

 

普段触れる筋肉ではないので馴染みがないですか?

大腰筋はいわゆるヒレ肉です、と言われると親しみが湧くでしょ。

 

こいつが普段サボっていると咄嗟の動きに対応できなかったり運動会で脚がもつれて大コケして人気者になったりします。

 

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【深層筋と表層筋】

体を動かすシステムに間違った癖ができてしまっている人は表層の筋肉である太ももの前をメインとして使って歩きます。

 

使われていない本来メインで働くべき大腰筋はいじけてしまってその活動を自粛していきます。

 

人間の体というのは同じ動きであっても様々な部位やつながりで補い合いつじつまを合わせてそれを達成することができます。

これがいい面でもありずるく悪い面でもあります。

 

これによって体のクセというものが構築されていきます。

 

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【動きシステムの再構築】

もう一度大腰筋をメインで使えるようにする方法はあります。

 

『筋肉』と聞くと鍛えるイメージを持ちがちですが、それよりも今ある筋肉を動きのシステムの中に組み込むための『活性化』というほうが正しいです。

 

 

⚫︎ひとつの方法は、階段などの段差に片足立ちをし、ぶら下がっている方の脚を股関節から前後にゆっくり振ります。

 

脚を伸ばしたまま膝を前に振る感じです。

 

後ろに引くときは大腰筋の伸びを感じます。

大きく振ろうとすると表層の筋肉がしゃしゃり出てくるので逆効果です。動きの幅はごく小さくがポイントです。

 

一度片足だけやってみるとその側だけ脚を長く使える感覚があると思います。

 

 

エクササイズを続けるのなんてシンドイワという方でも、今一度大腰筋のイラストを頭に焼き付け、ヘソの奥の方から膝を出すイメージで歩くことであなたのヒレ肉は活性化し、ちょっとずつかっこ良く歩くことができるようになるでしょう。

 

 

大阪平成中村座

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 ワイフと平成中村座へ歌舞伎を観に行ってきました。

大阪城の西の丸庭園に復元された江戸時代の芝居小屋。

勘三郎さんがここで舞ってから5年ぶりの開催です。

 

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初めての歌舞伎にワイフも少々コーフンしておりました。

 

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 昼公演も夜公演も途中に舞台後ろの幕が落ちて後ろにバァーーーーンと大阪城が現れるという素晴らしい演出があり客席がワッと盛り上がります。

 

七之助の女暫(おんなしばらく)は妖艶で気高い豪傑の女を見事に演じ玉三郎さんにも負けない迫力でした。

勘九郎は三升猿曲舞(しかくばしらさるのくせまい)での踊りがすばらしく、舞台を踏む床が割れるんじゃないかと思うほどでした。狐狸狐狸ばなし(こりこりばなし)のアホな役もとてもおもしろく演じていました。

 

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勘九郎さん、七之助さん、一ヶ月頑張ってね!!

カラダやばくなったらいつでもみるからね。

 

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獅童と志道

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じゃーーん、獅童と志道でダブルシドー。

 

9日間にわたって大阪のオリックス劇場で連日満員御礼だった「六本木歌舞伎」が一昨日楽日を迎えました。

主演の中村獅童さんと海老蔵さんお疲れ様でした。

 

何度か獅童さんとお酒をご一緒。

勘三郎さんフリークだったうちの母も今歌舞伎界でもっとも期待しているのが獅童さんだそうです。

 

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ある日、片岡仁左衛門さんもご一種させていただきました。

先月、人間国宝になられました。

70過ぎて艶っぽさがすごいです。

とてもかっこよくて面白くて気さくでやさしくて、、、素晴らしい方です。

 

 

天川村でキャンプ

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今夏のキャンプは3年前から気になっていた奈良県の天川村へ。

大阪から車で2時間。

 

山道に入ると川沿いを走りますが、チラチラ見える川の美しさに目を奪われるので対向車に注意。なんせ道が狭いので。

 

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今回は3家族でコテージ特大に宿泊。

2階建でテラス付き(BBQ可能)

男女別のトイレと風呂、キッチン。

人数分のベッドや冷蔵庫、コンロ、鍋各種、食器まであり別荘に来たようです。

 

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川の水は澄んだエメラルドグリーンで水深3~4mほどあっても底の方まで見えます。

これはテンション上がるよ!

潜るもよし、浮き輪で漂うもよし、飛び込むもよし。

 

鮎も泳いでます。

 

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シドー飛び込みます。

当たり前だけど水が塩辛くない!!!

ごくごく飲める!!!

普段海へ行っているので新鮮な感覚です。

 

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娘たちは勇気を出して深さ3m以上の当然足のつかないところを対岸までなんども泳ぎました。

ずいぶん自信をつけたようでした。

 

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川から上がってスイカ割り。

子供ではヒットしてもなかなか割れません。

 

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シドーウキワマンが登場!!

こんな感じでちょけるのも大事な役割。まあ素でやっとりますが。

 

社会に出る前に遊び方を知るということは非常に大切だと思う。

それを親が教えてやることはとても大事。

 

続・うかつに立つな。

足の付け根のでっぱり

昨日のブログ『うかつに立つな。』とはまた別の女性。

この方も普段うかつに立っていました。

 

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前回と似たような片足重心での立ち姿勢ですが、本人も気にしているように骨盤の横(足の付け根)が張り出しています。

以下、文章がややこしく思う方は図のイメージで読み取ってください。

 

 

少し身体のパーツや歪みを可視化してみましょう。

 

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(前記事の方と違うのは、大腿に対し下腿の外捻があることです。※このように一見同じ姿勢であってもその機序は様々です。)

 

大腿(ふともも)は内旋し、ロックしています。

大腿骨の内旋に伴い、大転子(脚付け根のでっぱり)がググッと前方にせりだしてきます。【青矢印】

大転子や大腿骨近位に付着している殿筋や腸脛靭帯などの張力に依存して立ちます。

骨盤は右へ側方移動【白矢印】し、より周辺の筋肉や靭帯への依存度を高めます。

 

 

そして、床半力などの非常に大きな力は右脚の付け根方向上方へ突き抜けるように局所に、その負荷をかけ続けます【ピンク矢印】。

 

横から見てみる

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骨盤は前方に移動【白矢印】しながら【後傾】しています。

その結果、骨盤やお腹を突き出したような姿勢にっています。

 

このように楽な姿勢だと思い込み 、一カ所〜少ない箇所だけへの張力負荷に頼った姿勢をしているとその可動域は行ってはいけない方向へどんどん歪みが加速してゆくことになります。

 

 

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女性でも両足でどっしり地に根を生やしたようにどっしり立てる方がかっこいいですよ。

うかつに立つな。

足を見るとその人の立ち方歩き方がわかる

 

「でね、あなたの脚の特徴としてはここがこうなってこうだからこういう立ち方はやめといた方がいいのね、、、、、、あっ、それやねん〜!いまやってるその立ち方っ」

 

術後のやりとりでこういうことがよくあるんです。

 

 

プロはその脚・足を見ただけでどういう立ち方や歩き方をしているか分かるので、目の前で立っている相手がその立ち方を無意識に再現しているのは当然と言えば当然ですが。

 

 

土台から全てがねじれてしまう立ち方

最近続けてそんなことがあり、一番多かった立ち方がコレです。

 

 

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右脚での片足重心ですが、それに強烈な下肢のねじれを伴っています。

あしくびから内側へ回旋のねじれ、膝は内側を向いています。

O脚はもとより、足・脚がねじれたり土台が壊れやすい立ち方として今とても多い立ち方です。

 

この方はそれに加え、反張膝(膝がまっすぐよりもさらに伸展してしまう現象)があるので膝の支持組織への負荷とねじれはより大きくなります。

 

つづき→『続・うかつに立つな。』

 

ZAnPon納品

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ZAnPonの絵がIASOのなかまになりました。 二枚の対比が面白かったので一緒に額装してもらいました。
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フロントに飾るので是非原画をご覧になってそのパワーを感じて下さい。 一度家に持って帰り、小学校帰りのmariに見せると「めっちゃええなあ」とコーフンしてました。 「これパパのお店に来た人が見たら喜んでくれるやろな」とも。せやねんせやねん!

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今日ランチの時にメモ帳にスラ〜っと線を描いてもらいました。段差のある小さなメモ帳。ざんぽんムチャぶりスマン。 予測不能で迷いの無い流麗なライン。面白いでしょ。マネして描こうとしても考えてしまってペンを動かし続けるのは困難です。あたしも彼の動く線を初めて見た時は衝撃をうけたもんです。 ちなみにmariは「天才やな」と言うとりました。

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