シドーブログ

すり減ったカカトちゃん

うちに来られる方にはあんまりアレするなコレするなとは言いません。
ヒール履いてもいいし足組みたきゃ組んでもいい。
どんな使い方してもちょっとやそっとじゃ壊れない美しく強い機能をもったカラダをつくればいいだけの話。

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ただね、街歩いてて意外と多いのが異様にかかとがすり減った靴を履いてるヒト。
IASOファミリーでこんなことやってる人がいたら怒ります。いませんよね〜??
通常、足首をぐねって捻挫すると骨同士を繋いでる靭帯が損傷し激しい痛みがあるので整復や固定や運動制限などなにかしら治療しますね。
ところが、ブーツのかかとがすり減って足首をねじって歩いていてもすぐに痛みが起こる事はありません。
じわじわと足首にねじれる力が加わりながら小さな骨の集合体である足は着実に歪んでいきます。靭帯には持続的な力学的ストレスが加わる事で微細損傷を繰り返しながら伸びて行きます。
本来足の関節には足首の状態や位置角度を感知する超高性能のセンサーが備わっています。
地味〜に足首が歪んで靭帯も本来の役目を果たさなくなって行く中で、この足関節の固有受容感覚器がアホになってしまいます。
こうなると回復するには手間と時間がかかります。
今一度ご自分の靴のチェックをしましょう。
まあ、なによりズタボロにすり減ったまま履けてしまうセンスがやばいんですが。

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