勘九郎は猟犬の血が騒ぐのか、鳥やトンボを追いかけて広い公園を走り回ります。
あんまりいちびっていると、今度はミニチュアダックスの大群に追いかけられて逃げ回ります。
僕のそばを駆け抜けるときに助けを求めるように一瞬目線を送ってきますがスカします。
すると、その後はいじけたように木陰で一匹ごろんと横になっていました。
写真は仲直りの後。
7月15日に心斎橋そごうの書店”丸善”が閉店しました。
一等地にありながら隠れ家的、穴場の本屋で、いつも人が少なくていい本屋だったなぁ、、、
というのが僕を含め皆さんの感想のようです。
でもやっぱり、ワンフロアどーんと突き抜けていて、たくさんのお客さんのカーペットの上を歩く音や遠くから聞こえるレジの音やひそひそ声の『ざわ静かさ』が、正しい百貨店の本屋さんのあるべき姿のような気がする。
堂島のジュンク堂はとても立派で嫌いではないけれど、昔よく行ったあべのアポロの本屋さんの方が好きだと思う。たまに見かける、駅の踊り場の古本のワゴンセールみたいなやつもあれはあれで大好物である。目の前にずらっと整列している本のなかから面白そうなものを選んで手に取るというのはやはりネットの本屋ではとうていできない楽しみだと思う。