谷川俊太郎の詩『生きる』が絵本になっていた。
たしか小学校でやったよな。
俺ページめくる。
”生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ”
なにこれ!
子供の頃読んだのと全然印象が違う。
おかしな音遊びくらいに思っていたものが、
大人になると突き刺さって沁みる。
しかもおしゃれ。
記憶に残る言葉の力。
シドー即買い。
なぜ生きるのか。
なぜ死んじゃダメなのか。
なぜ殺してはいけないのか。
子供に説明するのが難しかったりするんだけど、
そうそう、そういう事!って。
そういえば爆笑の太田さんも折に触れてそんなことを言っている。
自分の命を大切に思えないなら人の命の重みなんてわからない。
ふと芸術や芝居や文学や美しいものに心を打たれた時、
感動している自分てまだまだ捨てたもんじゃないと、
自分を大切にし始める、と。
大人になってからじっくり読むと素晴らしいです。
IASOに置いてます。