たった数センチの手術痕の引きつれや内部の癒着が、身体のバランスを大きく変えたり動きを制限し不調を起こすことがよくあります。
マニアックな手技ですが、そういう手術痕をほどき溶かすような技で全く関連性のないような症状を消すことができます。
先日ご紹介で来られたオランダ人の男性。
ひと通り施術を終え、動きは格段に良くなり主訴の腰痛などもすっかり消えていた。が、どうも身体の一体感がもひとつである。身体の層のずれのようなものもあるので、もう一度気になるところを改めてフォーカスしてくと、、、あら?
「ちょっとTシャツ脱いでもらえます?」
“ハイハイ~”
出た~、弾の痕。銃で撃たれて出来た瘢痕が胸部と背部に。よく生きてたね。
セイタイシやってきてこれで3回目の弾痕。
手術痕と同じように、いやそれ以上にとりあえず傷口をふさぐ為にでたらめな組織が瘢痕を形成し、硬くこんもり盛り上がりひきつれていた。
けっこう数も多かったし深かったのですが一個一個溶かしました。やはりこの数個の点から開放された身体はぐにゃぐにゃに動けてました。
”オランダ来タラ先生ナンバーワンヤデ~”と褒めてもらいました。
※掲載に当たり本人の了解を得ています。
日本とは違い、海外のクラブのセキュリティーは命がけのようです。
手術痕へのアプローチ オランダ人編
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