予約の時間に30分遅れるという電話があった。
どうしようもない急な用事で前もって連絡いただけるならかまわない。気をつけて来るように告げる。到着までに予定していたプランをちょっと見直す。
「すいませ~ん」と予定の時間に来店〜。なんとこの後も急な用事が入ってしまい、あと10分くらいで終わらせてほしいと申し訳なさそうにぬけぬけと言ってくれる(哀笑)
2~3年前なら「じゃあもう改めて予約取り直してね、ごめんね」とか「出来る限りはやるけど」という感じで、自分の予定していた治療どおり進めないとダメだったのだが、今はけっこう余裕なのね。
逆に、そんな超多忙ななかでも時間を割いて自分のもとに来てくれて本当にありがたく思う。(20代ではこの感覚なかったな〜、怒ってたと思う(笑))
そして短い時間でも、、、
「腰ぜんっぜん痛くない、歩けます~♪」
短時間のときは相手の本当の望みが何かをはっきりと知ることが重要である。この方の場合、腰が痛いことよりも”歩けない”ことだった。実は歩けない理由は”腰が痛い”以外にもあったのでそこへのアプローチも合わせたことが勝因である。
もちろん代金は通常通りいただいてます。
プライベートでも「ちょっと頭が痛いんだけど」とか「肩が回らないんだけど」と相談を受けることがあるが、症状だけを取り去る・消すのはけっこうチャチャっと出来るようになってきた。13年前にこの仕事をはじめた当初の理想の治療家像に、最近やっと方向性だけでも軌道修正できてきた気がする。
10分しか無いんです~
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