糖質制限を始めて10日。
(ご飯・パン等やその他の炭水化物を含む食物、砂糖を多く使った食物をなるべく食べない)
始めたばかりですがすでに身体が軽い軽い。
仕事が少々ハードでも22時まで余裕です。少し気付いたことを書き留めておきます。
昼食後に眠たくなっていた。
以前は昼に米やパンを食べるとそのあとすごく眠くなったり感覚が鈍くなることが多く、
結構繊細な感覚が必要な仕事のときに困っていました。
また、夕方から晩にかけての仕事中のエネルギーぎれのような状態になるのが不安で、
その前にパンを食べたりなにか補給をしておくのが常でした。
これ、何かおかしいんじゃないかと食事を見直そうと思ったのがきっかけ。
炭水化物・糖質と血糖値の関係
昨年末、生活保護削減を訴える片山さつき議員が、
「本当に困窮して3食食べられない人がどれくらいいると思う? ホームレスが糖尿病になる国ですよ。」
と発言しバカ丸出しだとたたかれていました笑。
実際は貧困層ほど糖尿病が多く、貧困な国ほど糖尿病患者が多い。
野宿者たちの食事は偏っていて、安くて腹にたまるものとして炊き出しなどではおにぎりなどの炭水化物が多いのが現状です。
炭水化物は最も血糖を上げる食品です。
炭水化物を摂ると急激に血糖値が上がります。
上がった血糖値を下げる唯一のホルモンであるインスリンを膵臓から分泌し一気に下げます。
この血糖値の急激な上下に身体は重たくなり、眠気を感じます。
なお、分泌されたインスリンは糖を中性脂肪に変えて肝臓や皮下脂肪にためます。
これが肥満の原因です。
炭水化物ダイエット(この言葉キライですが)で痩せるのはココにあります。
もしかしてだけど炭水化物は嗜好品じゃないの〜?
近年よく言われるようになってきた砂糖の中毒性と同じく、炭水化物にも中毒性があります。
実際、白米やめるという話をすると「いや〜俺ムリ」と言われます。
ちょっと似てるなと思ったのが、先日禁煙に関するエントリー【ぜったい成功する禁煙方法】の中で出て来た、
そもそもタバコを吸うから、体内のニコチンが減ってきた時に渇望するというメカニズム。
炭水化物・糖を摂らなければ血糖値が上がることはなく、結果インスリンを過剰分泌する必要もなくなるんです。
10日間糖質制限をやってみて
初日に白米を我慢するのがつらかっただけであとは肉と魚、野菜をしっかり摂れば全然満足できます。
身体全身が軽いというのもあるんですが、内臓の内壁が軽くなったような気がします。
ランチ後の眠気はまったくありません。
血糖値のムダな上昇下降がないためか一日のエネルギーのムラがありません。
夕方や晩遅くまで集中力を切らさず仕事ができます。
間食したくなればチーズやアーモンドがとてもいいです。
あ、あとビールやめました。
お酒は蒸留酒の焼酎やウィスキーなら糖質ゼロなのでOK。幸いウィスキー党なのでよかった。
ちなみに、私のは糖質制限はダイエット目的ではないですが、それでも体重が10日間で1.2キロ落ちました。
パラダイムシフト
子供の頃からバランス良く栄養を摂らないといけないと教えられてきました。
三大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)こそがその柱だと教わってきましたが、ひょっとしたら炭水化物はさほど必要ではないのかもしれない、
「そんなに白米食べなくていいんじゃないか」というのが今の感想です。
アラフォーのおっさんは特に思います。
炭水化物は糖として身体の脳のガソリンという言われ方をしますが、タンパク質を摂っていれば肝臓がアミノ酸を分解し必要量のブドウ糖をつくるので、そういう意味では必要ありません。
一度、炭水化物や糖質は見直した方がいいかもしれませんよ。
炭水化物を減らす時は、肉・魚・野菜をしっかり摂ること。
特にいつも身体が疲れやすいとか睡眠が浅い方は効果があるでしょう。