ボクがいつも乗るサーフボードはシングルフィン。
フィンの取り付ける位置を前後に調整でき、
そのセッティングによって安定性や直進性を重視するか、
グイッと曲がれるような操縦性を向上させるか変化させられます。
昨日もこの寒い中、センチ単位でセッティングを変えながら
足に伝わってくる不安定性と操縦性を試していました。
正確にその情報を感じ取る己のセンサーがとても大切。
先日、ひどい腰痛のあるモデルの女の子に足首の土台の施術を終え立ってもらったところ、
「なんかよく分かりません」
と言う。。
しばらく長めに歩いてもらっても
はあ〜
みたいな反応。
なんでやねん!
こんなにバシッと動きの軸が揃ってるのに!
「じゃあもう一度壊すよ」と、もとの悪い状態に
戻してみる。
立った瞬間に
「これいつもの感覚です!!懐かしい〜」
この状態でまた歩いてもらうと、10歩で腰が痛くなってきたと笑っていました。
人の感じ方というのはそれぞれで
なおったことが分からないほど
そのセンサーすら壊れていることがあります。
このように良い状態→悪い状態を体感させることで
変化に気付き、あるべき構造や動きを快刺激と認識し、
カラダが良い方向へ向いてくれるという嫌味な手法です。