10年間お世話になった保育園の最後の運動会でした。
毎年白熱する保護者競技ですが、今年はビーチフラッグ!
「怪我人出るよ!」なんて言いつつも楽しみにしていました。
競技に出る保護者たちが集められた時、周りのパパが「みんな若そうやな〜、僕かなり歳やから。。」と漏らしました。
歳を聞くと「40です」「41です」と。
いやいやいやいや〜同い年ですやん!
出た出た!「歳やから」
「歳だから」は誤りで、重力に抗わなかった期間、
重力と仲良く有効に利用しなかった期間が長いだけなんですよ!
と初対面の方に説くわけにもいかず、あっという間に自分のスタート。
無事フラッグをゲットし、遠くで家族が構えるカメラに向かってポーズを決めたら膝を擦りむき血がピュ〜っと出てきました。お調子ノリはほどほどに。
息子はカラーガード、組体操、和太鼓、リレー、親子騎馬戦全ての競技において一生懸命な姿を見せてくれました。
毎日よく体を動かす子供達。
こういう生活もだいたい高校生あたり、20歳くらいまででしょう。
だんだん座る生活が多くなってくる。
20歳を越えると重力に抗うことが減り、体の機能はどんどん制限されてゆく。
妊娠後期の胎児の胎動は一時間に平均30回。
動いて筋肉をつけているんです。
運動会で動けなくなるのは老化ではなく劣化なんです。
なにもウェイトトレーニングでマッチョになる必要はないんです。
退屈なスポーツジムに通う必要もないんです。
日々の生き方にあるんです。
3ヶ月宇宙ステーションに滞在し帰還してきたロシアの宇宙飛行士は、
何が一番辛かったかと聞かれ、
「寝る時、枕に乗せた頭の重さを感じられなかったことだ」と答えた。
この言葉すごくない!!
普段重力の恩恵を受けている感覚ありますか?
重力と仲良くなりましょうよ。
こんなにチュー拒否するかね?
こちらは昨年の保護者競技の大なわとび。
これでも中学までは運動会は面倒で大っ嫌いだったし、現在ジムに通って筋トレに励んだりみたいな事も全くやってないですからね。