シドーブログ

マドンナのスピーチ THIS IS IT


「80年代のマイケルが一番かっこいい」なんて言い、晩年に見る本人の動く姿といえばダンスする姿ではなく好奇の目で撮られた様な映像ばかり。小一の頃から大好きだったけど最後あたりはねぇと距離を置いてしまっていた。
幻となったコンサートのリハーサル映像などを編集した映画が公開されることになり、トレーラーが公開された。
正直、ここまですばらしいパフォーマンスをするのかと驚いた。完璧を追求する姿はむかしのまま、歌もダンスのキレもチームも最高だった。コンサートをやっていれば確実にマイケルは失っていたものを取り戻していたはず。ほんと残念でなりません。
↓世界中が思っていても誰も言えなかったことをマドンナがスピーチで語っていました。
マイケル・ジャクソンは1958年8月に誕生しました。私も同じです。
マイケル・ジャクソンは中西部の郊外で育ちました。私も同じです。
マイケル・ジャクソンには8人の兄弟姉妹がいました。私も同じです。
マイケル・ジャクソンは6歳でスーパースターになり、おそらく世界で最も愛された子供でした。
私は6歳で母を亡くしました。私は彼の方が貧乏くじを引いてしまったのだと思います。

私には母がいませんでしたが、彼には子供時代がありませんでした。
人は何かに恵まれないと、そのものに取り付かれてしまうのです。
私は子供時代を、母親代わりを探すことに費やしました。時々はうまくいったものです。
でも、生涯を通じて世界中から監視されている場合、
どうやって子供時代を再現すればよいのでしょう?
マイケル・ジャクソンが、世界が知り得る最高の才能の持ち主だったことには、
疑いの余地はありません。
最初にマイケルが亡くなったと聞いたとき、
私はロンドンに居て、数日後にツアーの初日を控えていました。
マイケルは私と同じ会場で1週間後にライブを行う予定でした。
そのときは、自分が彼を見捨てたということしか考えられませんでした。
私たちは彼を見捨てたのです。
私たちは、かつて世界に火をつけたこの雄大な人物が、見過ごされるのを傍観したのです。
彼が家庭を築き、キャリアを再建しようとしているときに、私たちの誰もが批判ばかりしていたのです。
私たちのほとんどが彼を無視しました。
彼の思い出にしがみつこうと絶望的だった私は、インターネットにアクセスし、
テレビやステージで踊って歌う彼の映像を観ました。
そして、”ああ、彼はなんてユニークで、オリジナルで、レアなのかしら”と思いました。
彼のような人は二度と現れません。彼はキングでした

MICHAEL JACKSON THIS IS IT -劇場情報
http://www.sonypictures.jp/movies/michaeljacksonthisisit/theaters/

マドンナのスピーチ THIS IS IT」への2件のフィードバック

  1. のぞみ。

    連休の中日、ほとんどの友だちが家族と出かけていて、誰とも遊べなかった息子がひょっこり仕事場にやってきて、「マイケル見せてくれ」というので、オフィシャルホームページのビデオを開けてやったら、えんえんと見ておりました…。
    THIS IS ITの公開初日の予約帳には大きくバッテンがしてあります(笑)。
    地元では残念ながら上映されないので…電車に乗って出向きます…。2週間限定って短すぎ…。

    返信
  2. シドー

    ですよね。
    いまから楽しみです。
    興味なかったうちのワイフまで「ちょっと行ってみようかな」なんて言ってます。

    返信

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