シドーブログ

帰省

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おかんと。 こんな写真撮るの流行ったらいいのにね。
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孫の床の間での暴れっぷりに慌てて掛け軸を丸めだす。
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帰省し、墓参りをした。 とても厳格であたしには昔から心を読むことができなかった父が、親戚や友人に起こった不幸を見舞い涙を流した話を聞かされた。

そして近年急に家を継ぐだとか兄弟でいろいろ話し合えだとか言い出した。仕事では相変わらず信念の赴くまま尖りまくっているのだが、情とか愛とか血縁の話をするようになって少々びっくりする。 独立し、仕事と家庭を回しそれなりに一人前だと思い、親や身内を越えたかに錯覚する時期がある。まだまだ青い。 多くを成し遂げた化学者で人格者である祖父は齢90となり人生の終焉を見据える。 娘であるあたしの母と祖父で会話したその確認と覚悟。 いつか、ブログに「人は生まれたときから死に向かって生きている」と綴ったが、今となっては知ったようなことをほざいたていたなと思う。 短い帰省であったけれどすばらしい時間だった。

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