10年前の整体スクール講師の頃の教え子が訪ねて来た。
会わなかった間にいろいろあったようだ。
やりたい自分の理想のスタイルとそうはいかない現実とのはざま。彼の言葉を借りると、『「何がしたいねん」とシドーに喝をいれられそうで今日まで拒んでいた』らしい。
シドーのスタイルに共感しジェラシーすら抱いてくれているのだとか。ビールを飲みながら5,6時間喋った。というかぶつかってきやがった。
あたしが昔から一貫しているスタイルは、人の身体を根本から改善し人生を豊かにしてあげること。その場しのぎの癒しやマッサージには興味が無いこと。自分のやりたくないことはやらない。
彼もなんだか覚悟を決めたようだ。またいい治療家を世に増やす為にそろそろ後進の育成を考えなければ。