ついに!洗濯し乾燥の終わった衣類を自動的にたたんで分類する洗濯機が開発されたんだって。
「洗濯物をたたむ為に人生で費やす時間は9000時間。その浮いた時間を家族と一緒に過ごしたり趣味に費やしたり素敵でしょ。」というのがキャッチコピーのようだけど。
ホントにそうなるかね?
結局ボ〜ッとテレビ見たりでその時間あっという間に消費するでしょ。
だいたいね、
NEAT(非運動性活動熱産生:ミネソタ州の運動生理学者がつくった言葉)というものがあって、
日常生活で消費するエネルギー全体において、
立ち上がる、物を拾う、体を伸ばす、服を脱ぎ着する、皿を洗うなどの
カロリー消費は、ジムで強度な計画的な運動をするよりも大きな割合を占めているんです。
ジムでガンガン筋トレした後、
ずっと座って仕事をしたり横になっている人よりも一日なんやかんやで家事をしたり
動いている人の方がはるかにNEATが高いんです。
だからテクノロジーの進化で身の回りが便利になり動く必要がなくなるのは恐ろしいことなの。
筋肉量も骨密度も減少し、動脈硬化のリスクは急上昇。
糖尿病のような代謝性疾患や肥満にも関連してくる。
動きたくもなくなるから遊びの範囲も狭まってくる。
「昔から運動が嫌いでねぇ〜」なんていうおばあちゃんが
めちゃめちゃ元気だったりする。
よく見ていると、床の糸くずをさっとしゃがんで拾ったり、
新聞を取りに行ったり、クッションを直したり、庭仕事したり、
気付いたことをスルーせずよく動いてる。
ジムで筋トレしてるからといって根本的な解決にはならないんです。
体が劣化しないよう重力とうまく付き合う為に、
まずは自分の習慣を変えるチャンスがいつどこにあるかを考えてみるのだ。
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