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UGGのブーツをひきずりながら歩く姿は残念すぎる

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 せっかくのおしゃれなムートンブーツのかかとを地面にこすりつけながら歩いている人の多いこと。

 

こんもりしたかわいいブーツを履いて颯爽と歩くからかっこいいのにね。

 

海外セレブ達のムートンブーツの履きこなしはかっこいいです。

 

普段ひざ下メインで歩いてしまっている人は顕著に現れます。

 

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【大腰筋】

本来、脚を引き上げ前に出す働きをする筋肉は腹筋や内臓よりも奥深くの腰椎から付着している大腰筋です。

見てわかる通り脚を動かすための筋肉が実はおなかの奥の方の体幹、深層から始まっているんです。

 

普段触れる筋肉ではないので馴染みがないですか?

大腰筋はいわゆるヒレ肉です、と言われると親しみが湧くでしょ。

 

こいつが普段サボっていると咄嗟の動きに対応できなかったり運動会で脚がもつれて大コケして人気者になったりします。

 

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【深層筋と表層筋】

体を動かすシステムに間違った癖ができてしまっている人は表層の筋肉である太ももの前をメインとして使って歩きます。

 

使われていない本来メインで働くべき大腰筋はいじけてしまってその活動を自粛していきます。

 

人間の体というのは同じ動きであっても様々な部位やつながりで補い合いつじつまを合わせてそれを達成することができます。

これがいい面でもありずるく悪い面でもあります。

 

これによって体のクセというものが構築されていきます。

 

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【動きシステムの再構築】

もう一度大腰筋をメインで使えるようにする方法はあります。

 

『筋肉』と聞くと鍛えるイメージを持ちがちですが、それよりも今ある筋肉を動きのシステムの中に組み込むための『活性化』というほうが正しいです。

 

 

⚫︎ひとつの方法は、階段などの段差に片足立ちをし、ぶら下がっている方の脚を股関節から前後にゆっくり振ります。

 

脚を伸ばしたまま膝を前に振る感じです。

 

後ろに引くときは大腰筋の伸びを感じます。

大きく振ろうとすると表層の筋肉がしゃしゃり出てくるので逆効果です。動きの幅はごく小さくがポイントです。

 

一度片足だけやってみるとその側だけ脚を長く使える感覚があると思います。

 

 

エクササイズを続けるのなんてシンドイワという方でも、今一度大腰筋のイラストを頭に焼き付け、ヘソの奥の方から膝を出すイメージで歩くことであなたのヒレ肉は活性化し、ちょっとずつかっこ良く歩くことができるようになるでしょう。