シドーブログ

バリバラ

20140707

 

アメリカにはダウン症の俳優がいる。初めて見たのはテレビドラマER。役柄はダウン症患者だった。
日本では障害者役を健常者が演じるが、アメリカでは多くのホンモノが見事に演じる。

我が国においてテレビで障害者を見ることは殆どない。そのことがさらに障害者を特別なものとして見てしまうのではないか。

NHK Eテレの『バリバラ』という障害者主体の番組がある。なかなか切れ味のいい番組。「イケメンのダウン症」てのが街に出たり、「健常者のここがおかしい」みたいな話をしたり。年一回のお涙頂戴番組とは全く違うバラエティ番組だ。

最初見た時、「イケメンのダウン症て笑」とそのタブーにズバァァァ!と切り込んでくる思い切りとセンスに驚いた。そう、ここは笑っていいのだ。
自虐ネタによって笑いを誘いながら気づかせてくれたり。運動器障害、内部(内臓)障害、精神障害など様々な障害者が出演する。
賛否両論あるだろうけれど、過去になかったとても攻めてる番組でイイと思う。

 

バリバラ Eテレ 毎週金曜日夜9時-

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