シドーブログ

ある高校生とシドー

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ある懇意にしている面白い方から高校生の息子さんを頼まれた。

 

「姿勢の悪さ」

食事中、立ち姿、歩行、あらゆるシーンでの姿勢の悪さ。

そして色々お父様としゃべっているうちに私の特技『拡大解釈』『忖度』が発動し、

未来ある若者、なんというか生きるチカラのようなもの。

そういったことを身体が変わることから覚醒させたいと思った。

そして私の中でコンセプトが降りてきた。

 

ー 凛として立つ ー

(プロフェッショナル仕事の流儀風で)

 

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当初、それなりに自分の体に問題を感じているも

親に行けと言われたからなんとなく仕方なく来てるんじゃないかと私は思っていた。

 

2回目のセッションの時に身体がこう変わった、とかいう報告をしてくれ

変わることを楽しみ、前を向いている(心身ともに)ワクワクが伝わって来た。

色黒ヒゲ頭クリクリの怪しい男を信用してくれたよう。

問題点と施術方針と一つ一つの目指すところを共有しながらセッションを行なっていった。

 

時に彼の趣味の話に私も喰いついて盛り上がったりもした。

明らかに彼の身体は新しい命が吹き込まれているようだった。

 

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ご自宅でのエピソード、

「親がいくら注意しても気がつけば茶碗を持たず猫背の犬食いだったのが、自然に茶碗を持つようになった」

とご両親も驚き喜んでくださり、

何より本人の中で「いい流れ」ができつつあるようです。

 

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雰囲気変わったでしょ。

前傾気味の猫背でいかり肩による首から後頭部にかけての緊張も消え、

股関節や腹部を固めて後ろに突き出たお尻の不安定感も消え。

自身に満ちたどっしりとした立ち姿。

 

自分は姿勢が悪い。

自分は姿勢が悪い。

自分はこういう人間だから仕方ないという『概念』

 

概念が様々な生きた体験やこれからの人生の刺激を矮小化する。

 

だから、時に僕は(一人称とっちらかり気味)身体から入ってその概念をぶっ壊さなければならない。

 

良い仕事をさせていただきました。

ありがとうございます。

 

「セッション中、もう弟みたいな感じですよ」

と父上に送ったら

「舎弟にまで昇華すれば親としてサイコ〜」

と返ってきたw