シドーブログ

「いい子だね」のレッテルは毒だわ

20170112

 

レッテルを貼る:ある人物などに対して一方的・断定的に評価をつける。(大辞泉)

 

あたしは仕事の顔と酒場の顔は違うと思う。

酒場のシドーをよろしくどうぞ。

共通するのはどちらもおもろいとこ(自分で言う)

誰だってそうでしょうよ。

 

裏の顔とかじゃなくてどちらも本当なのだ。

幸い仕事の顔でも聖人君子のようなキャラではないので誤解されることはない。

 

もしも友人やお客様から『清廉潔白聖人君子純真無垢キラキラ人間』なレッテルが貼られていたらさぞしんどかったでしょうね。やりたいこともできないでしょう。

 

昨年のベッキーのゲス不倫騒動炎上がよく燃え続けたのはそこにあるわけで。

 

自ら作り上げたイメージならそれは自業自得なわけだけど、

もしも自分の想定以上に膨らんでしまっていたら気をつけないとヤバいよね。

 

 

もしもレッテルを貼られる対象が子供だったら。。。

 

「○○君はホントいい子ですねぇ。」

「○○君は賢いね〜」

「○○君は大人しくて礼儀正しいね」

なんて言われ続けた子供はその言葉に縛られ、

その大人のイメージを壊しちゃいけないと思ってしまう。

 

そして大人の目の届かないところで悪事を働くようになっちゃう。

友達を悪意を持ってコントロールをしようとしたり何か盗ったり。

わりと子供ってそのへん敏感に察知して、より大人への印象は良くしたりするもんなので自由に悪いほうがなんぼほどマシか。

 

「ホンマ悪い子やな!」よりも「いい子だね」と

言われすぎたほうがレッテルとしてはきつい。

 

大人や幼稚園・小学校の先生は気をつけてあげてほしい。

過剰な「いい子だね」は毒やでホンマ。

 

 

 

十日えびす

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今年もいつもの友人たちと深夜12時から今宮のえべっさんへお参り。

 

なんば駅あたりから神社までの出店がいっぱいの参道を歩く。

 

『ずわい蟹』と大〜きく書いた出店ではタラバくらい太い身が串に刺さって何本も焼かれている。

「これ蟹ちゃうやろ笑」と友人と談笑していたら、

店主のおっちゃんはボソッと「カニカマ」。

あ〜ゆるくていいよね。

なんか世の中、特に食品に関してはちょっとみんな目が厳しくて閉塞感あるもんね。

酔っ払ってるのかふらついてるおっちゃんのじゃがバター屋さんは『バター』と大きく書いた一斗缶のマーガリンよりもやばそうな白いもん熱々のジャガイモに乗っけてたし。

 

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ワイワイやっていたら神社までのほんの500メートルの道を歩くのに2時間以上かかってました。

 

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枝ぶりの綺麗な笹をゲットし、お友達のカメラマンのナナコちゃんを見つけたので彼女に吉兆をつけてもらいました。ありがとう。

 

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ドラにIASOのステッカー。

わかるかな?

 

本年も宜しくお願い申し上げます。

謹賀新年2017

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あけましておめでとうございます。

 

正月は実家へ帰省しておりました。

純日本家屋が落ち着く歳になってきました。

 

そんなことはお構いなしで暴れまわるうちの子供たち。

ハラハラする。

 

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床の間で急に始まるイスラエルの宝石商ごっこ。

 

冬枯れの笹と雪化粧の掛け軸との絶妙なバランスなんて知るよしもありません。

 

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父と30年だか40年ぶりに同じフレームにおさまりました。

前日にしこたま酒を飲みながら父と論争したので私の顔色は父よりも青白くなってます。

 

私を自分と同じ学者にしようとする教育親父から逃げるように全く異なる業種を選んだ25年前。

お互いに思っていたことや伝え忘れていたことが酒のチカラでどんどん溢れ、ストレートにぶつけられるようになっていました。

 

うまい酒でした。

 

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昨年末、あたしの至らなさからある人を怒らせちゃったのですが、、、

似たようなケースが正月に起こりました。

 

「これはちょっとやそっとじゃ無理だね」と親族誰もが思っていたところ、

ワイフがその人のところへ単身乗り込み、

根気強くその閉ざされた心を見事に溶かしたのでした。

 

すごいオンナだということを忘れていた。

そーだそーだそーなのだ。

 

勉強になりました。

 

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帰る前、実家の玄関で恒例の我が子たちとの写真を撮ろうと思ったのですが、

場所の取り合いでバトル勃発。

 

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それはそれでおもろい写真になったからこれでいいや。

 

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本年も宜しくお願い申し上げます。

年内最後のサーフィンはハード系

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2016年最後の定休日に合わせるように波が上がっていました。

オーバーヘッドサイズの波の予報だったので喜び前日の夜から前乗りしました。

深夜強風で揺れる車内の寝袋の寝心地がサイコーで読書が捗り、ほとんど寝られませんでした。どないや。

 

 

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予報通り朝からでかい波でした。

 

岸寄りのインサイドは大きな波が一気に崩れた空気を大量に含んだ白い波が襲いかかってきます。

技術や体力のないサーファーはその白い波に押し戻され、沖に出ることもできません。

 

経験の浅いサーファーはそのインサイドの波とひたすら格闘し体力を消耗します。

ところが、体力と技術のあるサーファーはうまくその白い波をくぐり乗り越え沖へ出ます。

 

アウトサイドへ出た瞬間、それまでのザッパンザッパンの光景とは全く異なる、ゆったりと波待ちのできる穏やかな海の景色が広がります。

 

同じ海同じ時間同じポイントでこうも違うのかというくらい見える景色が違う。

アウトサイドへ出られれば無駄な体力の消耗はないので有利です。

 

ただ、海底も深いので波に巻き込まれると海面へなかなか顔を出せなかったりもします。

それぞれのシーンに必要なスキルがあります。

 

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まあ、そんなことを今年も一年間遊びの中からたくさん学んだなぁと、

2016年最後の波乗りを納めました。

 

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不安や臆病だからこそ完璧に仕上げる。

 

保育園最後の音楽会が終わりました。

 

せがれは木琴担当だったのですが、練習が始まった頃は

「できているのに自信がなさそうに叩いている」と先生から聞いていました。

父親としてはピアノも習ったことがない彼が木琴なんかできるとは思えないくらいだったんです。

それでも、彼は家で音楽会の練習の話を一切しませんでした。

努力しているのを見られるのが嫌なタイプで、俺もいちいち見せるべきでないと思う。

 

 

自分ができないことを知っているからこそやってくる不安や臆病。

 

それが大事。

臆病だから努力する。

「根拠のない自信が大切」とよく言うけれど、

それはちゃんと自己否定ができるからこそ。

 

 

そして成果ばかりを親が求めると子供はできているフリをして

その都度取り繕うようになってしまいます。

プロセスを親は見ていることをやんわり知らせたほうがいい。

 

一度だけ、「ビデオカメラ席の最後列のパパまで聞こえるように堂々と叩かないと、それは存在してないのと一緒だよ」と言いました。

 

 

さて本番、迷いのない堂々と演奏する彼の姿に胸を打たれました。

もう、自分で考え悩み努力して自信をつけ達成するまでのプロセスを体験したんだ。

今回の成功体験は自分でつかんだ、また格別なものだったでしょう。

終わった後も飄々としていましたが。

 

 

どや顔も板についてきました。

一致。

 

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受付中 プロ治療家セラピスト向けセミナー 【シドー大学】 2017/01/29

前回 第一回シドー大学の様子

ご新規の方への割引クーポン、ありません。

なぜ多くの治療院は初回の割引クーポンを出して値下げをするんだろう。

こないだフリーペーパーの方と喋っていてとてもズレを感じたので洗脳を解いてあげました。

あたしは独立して10年間、ご新規の方への施術費割引をしたことがない。

 

なのであたしはどこへ行くにもクーポンを使うのが苦手。

適正価格をお支払いするからしっかりお願いします、という気持ち。

 

 

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・Michael Jacksonのコンサートや歌舞伎に初めて来てくれる人を割引するか?

・京都の知る人ぞ知る料亭が初来店だからといって勝手に向こうから安くするか?

・ピカソの絵を初めて購入する人に割引特典があるか?

 

そう、あるわけない。

 

「そら有名やし価値があることをみんなが知っているから当たり前やん!」と思ったあなた。

そうなんだよね。

自分の価値を理解されていないと自分で認識しているから

自らポリシーを下げちゃうんだよね。

 

 

ほんなら自分の仕事の価値を正しく認識してもらえるような行動をしているか?って話です。(ただ値打ちこいたり、お客様レビューをたくさん載せたり、誇大広告しろというわけではもちろんない)

 

自分の正しい価値を発信しているか。

自分の正しい価値を知ってくれている人がどれだけいるか。

自分の価値を正しく知らないものが人の価値を正しく見定められるか。

 

保険診療から自費診療へ移りたい整骨院さんははじめもっと大変かもしれない、マインドが。

だってたったの500円で色々やってもらってると患者さんは思っているから。

 

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その辺の皆さんのやるべきことのヒントが先日のシドー大学にもあったわけです。

おそらくどこのセミナーやコンサルタントも言ってない斬新かつ一生役に立つ内容だと思う。

 

同業とお酒付き合って同業仲間やライバルのwebをチェックしまくってみたいな治療家から新しい価値が生まれるとは思えない。見ている景色が違うんです。

そこが心地いいのならずっとそうしていればいい。

 

 

受付中 プロ治療家セラピスト向けセミナー 【シドー大学】 2017/01/29

前回 第一回シドー大学の様子

 

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私のプロ治療家向けセミナーのはじまり

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昨日、プロ治療家セラピスト向けセミナー『シドー大学』が始動しました。

 

序盤、「この人は何の話をしているんだ?」みたいな皆さんの反応。

 

その散りばめた伏線をつなげていったとき、みんなの目がハッとキラキラ輝き出す。

そんな始まりでした。ウデのいい治療家、そして独立して自由になるためには何が必要なのか。一朝一夕ではかないませんが、それぞれのやるべきことが自分の中で明確に見え始めたと思います。

 

第一部と第二部に分けて姿勢分析と足関節の物理的構造アプローチと感覚入力・ブランディング・オリジナリティ・マインド・群れることの危うさ・発信・求心力・紹介の発生など多岐に渡り喋りました。

 

人脈だとか集客だとかダサいこと言っている治療家はもうこの世から消える運命でしょう。

 

 

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以下受講者の感想

★治療家のあるべき姿は分かっていたがそれをどう表面に出して人に伝えられるのか悩んでいました。シドー先生がその答えをわかりやすく話しをしていただいたのですごく心に響きました。

 

★オリジナリティーの形成…以前より自身に課題がありましたがより一層明確になりました。色々なエピソードと共に、言葉にしないような部分まで言葉にしていただき共感や勉強になりました。

 

★逃げていたところを気づき今後につながる良い時間でした。

 

★足関節のアプローチでは物理的なアプローチと感覚的なアプローチの両方があり勉強になりました。

 

★距骨の重要性をあらためて実感しました。形は同じようにやっていても術者によって効き方が全然違うのを実感しました。これから練習していかないとダメだと思いました。また指導していただきたいです。

 

★足首の手技だけで立ち方が変わったのは驚きでした。でも手技は難しい感覚でした。

 

★本来の集客についての考え方、あり方がそもそも全然違うなあと思い、もっと考えや想いを共感共有できるように発信したい。

 

★一瞬で自分のことを見抜かれ、そこで指摘されたことにぶったまげました。本当に良かったです。

 

★触っていただいて、施術の際自分がいかに力が入っているのかよくわかりました。呼吸・クライアントを安心させる・自分の立ち方、立ち位置見直します。

 

★姿勢のことはいつも患者さんに指導するが、自分自身がまさかこんなに歪んでいるとは気づきませんでした。患者さんを治しながら自身も健康になるための入り口を教えていただきました。

 

★勉強嫌いな私だが、先生の話だけはもっと聞きたい。シドー先生に会うともっと勉強して本物になりたいといつもモチベーションが上がります。

 

★朝起きたとき首が寝違えていたんですが、シドー先生に足首を揃えてもらうだけで首が回るようになりました。

 

★セミナーであんなにリラックスできたのは初めてです

 

★久しぶりに本物を見て聞いて体験して安心しました。足関節のアプローチ、半信半疑でしたが体験して見て正直驚きました!

 

 

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Q シドーはどういう人?

A 飄々としてマイペース/力みがなく自然/まっすぐ/自然体/起源/オーラのある人/自由/迷いのない施術家/深い人/地球でたくましく生きるオモシロイ人間/愉快な方/楽しい方/ふわっ/興味深い人

 

 

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来年も開催が決定しています。

1月のお申し込みもすでに多数いただいております。

2017年もシドりましょう。

シドー大学 2017/01/29 10:30~16:30

エントリー受付中です。

 

※受講者の方、セミナーの写真素材が必要な方は勝手に持っていってください。

 

 

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〇〇食ったら顎関節が治った。

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わたくし二日前、顎にサーフボードを強烈にぶつけた衝撃で左の顎関節がずれました笑

奥歯を噛み合わせても左側だけ1センチほど浮いていました。

食事すると激痛なので塊を飲み込む→美味くない。

その食事ストレスと顎が左右しっかり噛み合わないのとで精神不安定になります。

顎関節症の方お察しします。

 

それで、自分で手技で治しても面白くないので誰もができる方法はないかと模索しました。

 

 

咀嚼をするとき、顎関節は閉じながらすり潰す動きをします。

もっと正確に言えば食べ物を上下の歯で挟んだ時に臼のようなすりつぶし運動ができます

その副運動ができればその動きの中で

ズレた顎の位置と動きは改善すると考え食材をいろいろ試しました。

 

肉→痛い!!!かたくて噛むの痛い。

白米→口の中でばらけたらもう噛めない。痛い!!

ガム→噛み応えもなく柔らかいので患側で噛むと可動域オーバーで痛い!!

 

そんなこんなでついに出会いました。

 

レンコンちゃん。

 

レンコンを薄切りにしたきんぴらを噛むとシャキシャキほどよく潰れて噛み応えもある。患側も健側も絶妙に圧がかかります。

しかも顎は痛くなく、すり潰しの副運動ができました。

久しぶりの咀嚼感にひとりキッチンでニヤリ。

噛む毎に顎関節の靭帯や関節円板や腱が緩み動きがスムーズになっていくのを感じました。

 

 

で、一晩寝て朝起きると気になってすぐ奥歯を噛み締めました。

左右上下の歯がグッと噛み合いました。

まだ損傷した筋腱線維の痛みは残るけど、

それでもレンコン食っただけで9割がた治りました。

 

顎関節の支持組織のホールドがまだ完全ではなく日中重力で歪んでくるので今晩もレンコン食えばもう大丈夫でしょう。

 

あの時の治っていく感覚だと慢性の顎関節症の方にもイイですよ。

女性装の東大教授・安冨歩さん

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餅匠しづくさんの8周年イベント【たまにはモンブランでも食べてインテリジェンスな話を聴きませんか?】にお邪魔しました。

店主石田さんが今一番頭がいいという女性装の東大教授・安冨歩さんをお招きしてフリージャーナリスト烏賀陽弘道さんとの対談。

 

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お二人とも京大出ですが、安冨さんの思考が素晴らしかった。

頭のいい人が集団になるとアホになることや、世界中が発狂していること。

そして自分も発狂していることに気づいた時初めて気持ちが楽になる。

まず自己否定できるかどうか。

 

知っていること、学んで来たことの前提そのものが間違いだったら?

そんな話が心にビンビン入って来た。

 

 

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賢い人はシリアスにもユーモラスに外しながら喋ることもできる。

お二人の掛け合いは見事だった。

 

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いつも餅だけでなく刺激もくれる石田さん、ご招待ありがとうございました。

 

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ゴネる子供には戦術を与える

毎週火曜日はあたしが子供達の保育園の迎えや夕食や宿題そして寝るまでの面倒をみます。

土日も家を空けている身としてはその程度で申し訳ないくらいなんだけど。
二人が大きくなってきたし以前ほど手間ではないけれど、

もう寝る準備を始めないといけないのにテレビを見たいとか何か食べたいだとかゴネることがある。
いい加減自分で考え行動してほしいこちらとしてはたまらんわけです。

 

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昨晩も夕方保育園へ迎えに行った後、しばらくお友達と園庭で遊んでいた。

 

お友達も帰ったし、晩御飯も作らなあかんし、

もうそろそろ帰ろうと言うとせがれはゴネる拗ねる怒る。

一切俺の話を聞こうとしなくなる。

 

こういう経験のある方はわかりますよね。超めんどくさい!!
そこで、作戦を変えました。
お前は交渉がヘタやなぁ~、と。
「パパはご飯の準備をしたいから早く帰りたいわけ。

マリも家で待ってるしな。だからオマエは、

“帰ったらご飯の準備も手伝うからあと10分遊ばせて”と交渉するねん」

と教えた。泣きながら復唱していた。

 

分かったかどうかあやしかったけどその後はお互い約束どおりスムーズだった。

 

 

20時45分

 

もういい加減寝る準備を始めないとやばいのに子供達は風呂も入っていない!!!

 

おーいそろそろ、と子供達に振ると

「すぐにお風呂はいってパジャマ着て寝るからミカン一個食べていい?」

と早速交渉してきた。

 

こないだまでなら、風呂入るというタイミングで

まだテレビ見たいとか何か食べたいとか言い出して

お互いの正義がぶつかって大変だった場面。
あまりに自然に見事に交渉してきたので、「おう、イイね!」となりました。

 

まあこのミカン、ヒーラーのお客様から頂いた子供には勿体無いくらい美味しいミカンだったんですがね。

 

 

子供にはっきり意思を伝えさせること、そしてその為に自分はコレをやりますと条件を自ら提示させること。

このパターンでかなり楽になった1日でした。

 

 

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